2010年11月27日土曜日

瀬戸内国際芸術祭2010~11日目-88・小豆島

続いては、



くじら





マンモス

本当は、もう少し引きの写真で、全体を入れたかったのですが、人気者の彼は、人が途切れず、断念。

と、次の作品へ向かう途中、


マンモスの後ろ姿と観音様、の構図をみつけてパチリ。

続いて、

作品No.63 島─人が島を夢想するとき 「森」「径」「泉」 安岐 理加

の中の「森」。


樹に、箱が据え付けられていて、梯子にのぼって、その箱を覗くという趣向。
ちょっと、写真では分かりづらい。

覗いたらなにが見えるかのヒント。


箱にデジカメを差し込んで、シャッターを押してみたけど、やっぱり、本物を見なくちゃ、、、ですね。

続いて、
作品No.64 海を繋ぐもの 丹治 嘉彦



流木の一つ一つの来歴に思いを馳せるとか


漁師の活動を想像してみるとか

するべきなのかなぁ、とか思いながら、次の作品へ。



の中の「径」。


この、白いものたちが、センサーにつながっていて、周りの状況に応じて、光るそうですが、まわりが明るすぎるのか、ライトの電池が切れかかっているのか、とても分かりづらい。

センサーが入っていると思われる木の箱を開けてみたり、中には、樹を揺さぶってみたりする人もいて、ちょっと、テンションダウン。

木を取り直して、次。

作品No.66 小豆島の家 王文志


中に入ると、くつろぐ人々。寝ている人も珍しくない。


と、いうことなので、作家の想定通りなんでしょう。


靴を脱いで、竹の床の上に寝転ぶと、天井は、こんな感じ。

高松の商店街の”あそこ”や、六甲山の”あそこ”を思い出したり。
(この”あそこ”は、後日、記事をアップして、リンクさせます。)





ひとしきり、ぼーっとして、体力回復!次!

作品No.67 声なき人々の声 ダダン・クリスタント




あまりに風景に溶け込んで、分かりづらいかもしれませんが、棚田に刺されている竹たちが作品です。
インドネシアの竹笛の一種を模していて、風が吹くと音がするらしいですが、この日は、風が弱かったらしく、どんな音がしたのかは不明。

まあ、この、棚田に目を向けましょう、という意味合いも大きいのでは?と想像。

棚田の上の方にあるはずの



の中の「泉」を目指す。


こんな感じ。

いや、この泉があってくれればこその棚田かも。
と思えば、その存在に感謝。




まだ、刈り取られていない稲穂もありました。



瀬戸内国際芸術祭2010

瀬戸内国際芸術祭2010~11日目-87・小豆島

そろそろ、展示が始まる時刻が近づいてきたので、会場のエリアへ向かう。

まずは、


うーん、私、霊感の類、無いようです。
そのせいか、いまひとつ、そこにあったはずのなにかの空気が感じられなかった。
残念。


ちなみに、こんな建物でした。

気を取り直して、次の作品へ。

次は、小学校の校舎を使っての展示。

作品No.68 小豆島を輝かせる センス・アート・スタジオ



これらの写真は、作品の一部、と言った方がいいのかな?


とか、


も、同じプロジェクトの一環らしい。

こちらは、別プロジェクト。

作品No.62 土と生命の図書館 栗田 宏一




黒板に解説が書かれていました。
土と生命の図書館

・土は和紙の上にのせてあるだけです。さわらないでね!
・瀬戸内海に面した土地、および、瀬戸内海に流れ込むすべての河川の流域で採集した土です。兵庫県、岡山県、香川県、広島県、山口県、福岡県、大分県のおよそ350市町村で採集した600の土。(右の地図を参照→)
・採集した後、乾燥させ、根っこや葉っぱをピンセットでつまみ出しただけで、色をつけたりしていない自然のままの土です。
・田んぼや畑、ガケなどから片手にひとにぎりだけ採集します。
・並べてある順番は採集した順番のままです。
・どうして土を拾うのでしょうか?みなさんで考えてみましょう!  くりたこういち
右の地図

最後の質問の答えのヒントはこちら。



ところで、この展示、小学校の教室だったところで行われており、当時、使用していた品々も、そのまま、残っていたりします。

で、この教室に残っていた、この本に、なぜか、惹かれておりました。



瀬戸内国際芸術祭2010

瀬戸内国際芸術祭2010~11日目-86・小豆島

観光地に、朝早くついてしまった場合、多くの観光施設より、神社仏閣は、早くから拝見できることを知っておくと役にたつかも。

こちら、例にもれず、朝早くから拝見できる小豆島大観音。


瀬戸内アートナビにも
国際作品コンテストで1位に輝いた名実ともに世界一美しい観音様
などと紹介されていたので、まあ、見る価値はあるでしょう。

こちらの観音様、参拝料300円をお支払いすると、中に入れるのです。

さらに、胸と背中に窓がありまして、展望できるようになっております。

窓から、パチリと、


観音様が見守る田園風景と、観音様の右手です。


こちら、左手。


こちら、背中の窓から。


結構、満足。



遠くからでも、良く見えます。

ここまで、116,965円也。
(このページ、芸術祭と関係のない経費ですが、、、)


瀬戸内国際芸術祭2010

瀬戸内国際芸術祭2010~11日目-85・小豆島

たどり着いたのが、

作品No.60 Net-Work スゥ・ドーホー


夜間立ち入り禁止、とか、看板がなければ、遠目には網を干してあるようにしか見えませんが、寄ってみると、










こんなです。

ひとしきり、堪能しましたが、まだ、9時前。

まだまだ歩きます。



幼少のころに見慣れた風景、というわけではないのに、落ち着く感じはなんでしょうね。



瀬戸内国際芸術祭2010