2010年10月31日日曜日

瀬戸内国際芸術祭2010~9日目-67・犬島

精錬所写真、その4



左の池?は、多分、採石場跡。




煙突と背比べ。

煙突サイズの缶コーヒー。





瀬戸内国際芸術祭2010

瀬戸内国際芸術祭2010~9日目-66・犬島

さて、レンガ塀の下の、排水用?の穴。


覗いてみると、そこにもいのちの営みが。


さらに、奥にフォーカスすると、母なる海が広がっていました。


なんということもない葉っぱと海ですが、こんな窓を通してみると、それも絵になる。



いい素材なので、なにも手を加えないで撮ってもいいのですが、、、
つい、こんなことをしてみたくなりました。
対象の前に、わざと物を置いてみる。

その技の応用例。

煙突に落ちる蜘蛛。

発電所跡。






瀬戸内国際芸術祭2010

瀬戸内国際芸術祭2010~9日目-65・犬島

つい、撮影頻度が高くなる犬島 精錬所



雲がいろんな表情を見せてくれる天気だから、余計、写真が増えたのかも。




この、白い家。やっぱり気になります。


やけにとんぼを見かけました。
となりに、しっかり女の子が写って、その影のサイズと、とんぼのサイズが面白い。

これもとんぼと同じ女の子。


精錬所での写真は、まだまだ続きます。

瀬戸内国際芸術祭2010

2010年10月29日金曜日

瀬戸内国際芸術祭2010~9日目-64・犬島

再入場禁止の案内のすぐ外に、犬島の模型。
再入場禁止ということは、ここから先は、撮影OKだろうということで、まず、一枚。


島内、いたるところから見える煙突。

トイレの表示もちょっとしゃれている。
中に、ちょっとした図がありました。
用が無くても、ちょっと、中に入ってみてもいいと思います。



向かいの島にある、白い家。気になります。
油絵にの構図になりそうなイメージ。


空飛ぶ鳥

空飛ぶヘリコプター

鳥の写真の雲の感じもちょっと好きです、

この天井、「サンギャラリー」と同じです。

煙突とレンガと雲と鳥


きらきらひかる海。


煙突とヘリコプターと鳥。(右端に小さく見える鳥、分かりますか?)


投稿は、先々週の週末分ですが、現実は、明後日、芸術祭、最終日。
これから、出かけます。

瀬戸内国際芸術祭2010

2010年10月26日火曜日

瀬戸内国際芸術祭2010~9日目-63・犬島

作品No.H 犬島アートプロジェクト「精錬所」

中に入る前に、ちょっとした解説。

温度管理のお話。
煙突内の循環や、地熱、植生の効果を利用して、エアコンは使用しないとのこと。
この日は、特に熱くもなく、寒くもなくだったもので、効果の実感はあまりなかったけれど、真夏と真冬に来てみたいですね。

中に入ってみると、ちょっと、不思議な通路。
曲がりくねった通路なのに、いつもまっすぐ外光が見える。一昔前のRPGのダンジョンのような直角にしか曲がらない通路。
風の通る音も聞こえて、ふしぎな感じ。

この通路を過ぎると、三島由紀夫のモチーフを使った空間が立て続く。

まずは、かまぼこ型の空間。

元はこの形では無かったんだろうな、と思いつつ、長辺、21歩、短辺、18歩のかまぼこの内部に立つ。

吊るされた建具の数々。
水が張られた岩。

この作品にとって、三島由紀夫というフィルターは必要なのか?
必要なんだろうけど、、、
自分が三島由紀夫を十分に理解できていない自覚があるので、これからの作品群を十分感じられていないかもしれない、と思ったり。

かまぼこの断面の外には、枯山水を思わせる地面と、前の空間と同じく、吊ってある建具。
自然の風によるのか、建具がゆらゆらたゆたう。
(台風の日なんかどうするんだろ?)


続いては、6畳位の部屋。
10名程度毎に案内されるらしい。
入口のある壁と、その向かいの壁には、2枚の襖。
係の方が、襖をあけると、鏡。

向かい合わせになって、延々と物を映し続ける鏡。
その鏡に向かって、赤い光となった三島由紀夫のテキスト「英霊の声」が、投げつけられる。
かと言って、読めるわけではなく、字面が美しいと感じられるわけでもなく。

ちょっと、ホラーチック。

続いて、「サンギャラリー」と名付けられた空間?

こちらでは、三島由紀夫宅で使用されていたもので囲まれた空間に、「檄」のテキストが、一文字づつ、金属板になって、ぶら下げられている。

で、この全体が、外光、潮風が存分に入ってくる空間。

従来の美術館の意識ではありえない展示です。

三島由紀夫関連の品は、”保存”されることよりも、”自然と朽ちていく”べきものなのでしょうか。

以上で、精錬所内部は終了です。

瀬戸内国際芸術祭2010

2010年10月25日月曜日

瀬戸内国際芸術祭2010~9日目-62・犬島

9時55分、フライング気味に門が開いて、精錬所の入口へ。





ほんの数分、歩くうちに、何枚、写真を撮っているんだか、、、、



これが、精錬所入口。

ここから、しばらく、撮影NG。

瀬戸内国際芸術祭2010