こんな作品や、
作品No.37 ラング/バウマン| Comfort #6 福武ハウス2010|世界のギャラリーとスペシャルプロジェクト
ある意味、鬼が島らしい、こんな光景を楽しみつつ、たどり着いたのが、福武ハウス。
内部は撮影NGなので、コメントのみ。
アートを文章で伝えるには、筆者の力量が足りないので、以降は、未来の筆者が思い出に浸るために記します。
長文・駄文です。
<<<<< 読み飛ばし推奨 >>>>>
以下、作品名、作家名、ギャラリー名は、なるべくハウス内でもらった案内図の表記に従うことにします。
(Webサイトや公式ガイドブックと必ずしも表記が一致していない。)
また、瀬戸内国際芸術祭の公式Webサイトで紹介されている作品と、展示している作品が一致していないケースもありますが、作家名、ギャラリー名などが一致していれば、リンクさせるようにします。
受付、入ってすぐ左、1階廊下には、
・パズル#11/無題(∞) 大塚 聡 ヒロミヨシイ
どっちからのぞくべきか分からない万華鏡?。
3次元の風景を2次元に収めた映像を、1次元分だけ見せるという言い方で合っているんでしょうか?
さらに、その左側、家庭科教室(福武ハウスは、休校になった小学校の校舎を使っています。念のため)では、
・マジック・マウンテンⅡ ビョルン・ダーレム ギャラリー・グイド・バウダッハ
あんまり私には響かない。
家庭科教室を出てまっすぐ。
一番手前の小さい部屋は、資料室。
手元のチラシによると、
・波を数える 大塚 聡 ヒロミヨシイ
・無題(風景の移動) 大塚 聡 ヒロミヨシイ
・風回り 大塚 聡 ヒロミヨシイ
が展示されていたはずだけど、、、風回りという作品の記憶がない。
もしかして、廊下にあったビデオカメラに細工してあったオブジェがそうなのか?
「波を数える」は、仕組みさえあれば、誰でも作れそうだけれど、目の錯覚を引き起こし、いつでもちょっとした驚きを与えてくれそう。
「無題(風景の移動)」は、単純だけど、面白い。自分でも、写真に定規を当ててみそう。
資料室のさらに奥、生活科室では、
・ザ・クリーチャー・オブ・インダクション チョン・ジュンホ ギャルリー・タデウス・バロック
の展示。
公式Webサイトで表示されている写真とは違う作品です。
Webサイトの作品より、クオリティが低いような気がして残念。
それでも、実物が語るなにかはあったような気がする。
ところで、家庭科室と、生活科室ってちがうんですね。
生活科の授業を受けていない世代であることが影響しているのか、ちょっと意外でした。
1階左翼のいちばん奥、5・6年教室では
・ダーウィンの悪夢 チウ・アンション ボエス・リ・ギャラリー
iPod を使った展示。
iPod8台をバラバラにおいてあり、それぞれに異なる内容を映示していたようだけど、、、
1台、せいぜい2人しか見られない感じで、待ち時間発生。
結局、全部を見ずに、出てきてしまいました。
受付まで戻って、正面、中庭には、
・失楽園 水の記憶 杉本博司 ギャラリー小柳
自分の子供のころに身近にあった風景ではないのですが、懐かしい。
ただ、タイトルの「失楽園」という言葉は、小説のイメージと結びつきすぎて、相応しくないような。
一階受付を右に行くと、用務員室。
ここが、カフェになっています。
ここで、ちょっとブレイク。
瀬戸内ではないところがちょっと残念ですが、高知県産の柚子のジュース。(600円)
このカフェには、ヒロミヨシイのカタログ?も置いてあり、パラパラと拝見しながら一休み。
英気を養い、いざ、2階へ。
階段を上がってすぐのホールでは、
・セラミック&アラバスター スターリング・ルビー タカ・イシイギャラリー
を展示していることになっているのだが、申し訳ないが、こちら、全然記憶にない。
やっぱり、体験してから間もないうちに書き留めておくべきなんだろうなぁ。
階段を上がって右側一番奥、図書室では、
・風の精 辻 直之 小山登美夫ギャラリー
の上映。
(”辻”の表記は、案内図、公式ガイドブック”十”に点一つのしんにょうです。PC上、点2つのしんにょうの表示になっているケースも多いと思います。詳しくは、Microsoft ansersのページ
日本語入力で【辻】のしんにょうの点が2個あります。1個にしたいのですが。
を参照してください。)
へたうまというのでしょうか
味のある画像です。
図書室の手前、理科室では、
・ファントムアイランド ジュン・ヤン ヴァイタミン・クリエイティヴ・スペース
を上映。
これは、撮影された場所が問題。
さらに、続きを想像すると、いやーな想像しかできない私は、ネガティブすぎるでしょうか。
おりしも、”中国漁船衝突で中国人船長を逮捕”などという事件が起きている最中。
まじめに考えすぎるとややこしい。
2階、階段を上って左側、音楽室では、
トランスフィギュレーション/ヘレナ ビル・ヴィオラ ジェームス・コーハン・ギャラリー
ディスプレイ2つが向き合って設置されていて、シンクロした映像が流れているのですが、見づらい。
2つのディスプレイは同時に見えないので、後ろのディスプレイの方で変化が起こって、その影響が前のディスプレイに出ているのに、前のディスプレイを見ていて、後ろのディスプレイの変化を見逃すと、前のディスプレイの変化が唐突。
結局、1.5回、観てしまいました。
音楽室を出て右へ。
一番手前の「学習室」では、
・剥き出しの柱 ガブリエル・クリ クリマンズット
空間が無駄に広い感じ。
誰もいないのをいいことに、作品の中を子どものようにスリッパをパタパタ言わせながら通り抜けました。
もうひとつ奥の「総合的学習室」では、
・動く電気服2010(田中敦子のために) 森村泰昌 シュウゴアーツ
えー、この作品、”動く”服、と名付けられていますが、服自体は動きません。
また、勝手に映像に出てくる女性が田中敦子さんだと思っておりました。
電気服を作られたのが、田中敦子さんで、その服をフィーチャーした映像を森村さんが作られた、ということのようです。
うーん。
”この服、光らせたら中の人は、暑いんだろうなぁ。”が、一番の感想。
(”着ている人”というより、着ぐるみのように、”中の人”という表現の方がしっくりくる。)
2階、一番奥のテレビ会議室では、
・島は、山 石川直樹 スカイ ザ バスハウス
この作品だけ、英語表記も記しておきます。
・Island ≒ Mountain Naoki Ishikawa SCAI THE BATH HOUSE
なぜ、この表記を記したか。
1.”島は、山”であれば、”Island = Mountain”、”Island ≒ Mountain”であれば、”島は、山と似ている”くらいかなぁ、などと思った。
2.”SCAI”の綴りが見慣れない。
3.”BATH HOUSE”は分かち書きなのに、”バスハウス”は、なぜに間にスペースが無い?
まあ、よしとして、島と山を関連付けることは、以前からそこここで見聞している気がする。
きれいな写真ではあったけれど、特段の感銘はなかったかな。
ここまで、26,590円也。
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